1. 学会協賛・出展の特徴
- 対面接点(高品質・低数量)
- 対象が「医療従事者」に限定される(高純度)
- 1 名あたりの接触コスト: 5,000 〜 30,000 円
- 受注までのリードタイム: 1-6 ヶ月
- 専門性の高い相談が成立しやすい
2. Web 広告(Google / Facebook / 専門メディア)の特徴
- 広範囲のリーチ(低品質も含む大量)
- 医療従事者ターゲティングは難しい(個人情報の保護のため)
- クリック単価: 100 〜 1,000 円
- 受注までのリードタイム: 即時 〜 数週間
- 比較検討フェーズの誘導が得意
3. 主要指標の比較
CPL(リード単価)と CVR(成約率)の典型値:
- 学会出展: CPL = 1-3 万円 / リード、CVR = 10-25%
- Google 広告: CPL = 5,000-15,000 円 / リード、CVR = 1-5%
- 医療専門メディア広告: CPL = 8,000-30,000 円、CVR = 5-15%
- 医療従事者専用 SNS: CPL = 10,000-50,000 円、CVR = 8-20%
学会出展は単価が高いが、CVR の差が大きいため、実は受注 CPA(cost per acquisition)で見ると Web 広告と同等 〜 有利になることも多い。
4. 使い分けの考え方
学会出展が向いている
- 製品単価が 50 万円以上(接触コストをペイできる)
- 専門医・KOL との関係構築が必要
- 製品の差別化要素を「対面デモ」で訴求できる
Web 広告が向いている
- 製品単価が 10 万円以下(リード数で勝負)
- 医師個人ではなく医療機関全体への訴求
- 比較検討フェーズの誘導(資料 DL・無料トライアル)
5. 併用するベストプラクティス
- 学会出展で取得した名刺リストを、Web 広告のカスタムオーディエンス・類似拡張に活用
- 学会のタイミングに合わせて Web 広告を強化(領域別検索キーワードを学会前後で増額)
- 学会で出会えなかった医療機関には、出展レポート記事を Web 広告経由で配信
- 展示会名指名検索(例: 「日本内科学会 ○○製品」)を Google 広告で押さえる
6. 予算配分の目安
年間 1,000 万円のマーケ予算がある場合の参考配分:
- 学会出展: 500-700 万円(5-10 学会)
- 医療専門メディア広告: 200-300 万円
- Google 広告 + リターゲティング: 100-200 万円
製品単価・市場成熟度に応じて、学会比率を 30% 〜 70% の範囲で調整するのが現実的です。
7. まずは出展先を見てみる
学会協賛ナビでは、領域・地域・規模で全国 6,000+ の医学会・研究会から最適な出展先を検索できます。